東京都青梅市 「成木の軍荼利さん」 安楽院
犬像・狼像を探すついでに訪れた東京都青梅市の安楽院。
軍荼利明王を祀る古寺で、「成木の軍荼利(ぐんだり)さん」として親しまれています。
当初から扉がないという長屋門を入り、境内に。扉がないのは万人に広く門戸を開け放っているかららしい。
広々とした境内には、「愛染院」の扁額の掲げられた八軒取の方丈型本堂が構え、鐘つき堂や大きな杉の木が見えます。
東京都教育委員会の解説看板によると、
安楽寺は、行基が軍荼利明王を彫刻して祀ったのが始まりだそうです。境内は、本堂を中心とした一群と、やや離れた仁王門と軍荼利堂からなります。
本堂は、都の有形文化財に指定されている書院風建築です。
また境内南端には、都指定天然記念物の大スギがあります。幹周り6.5m、樹高約37.0m。
以前、幹の空洞にコナラの寄生木があったことから通称「成木安楽寺のヤドリスギ」と呼ばれていましたが、近年コナラは枯れてしまったそうです。
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