東京都檜原村・あきる野市 臼杵山登山
臼杵山にある臼杵神社を参拝しました。標高842.1mの臼杵山は、東京都檜原村、あきる野市の境界にあります。
登山道はいくつかあるようで、ひとつは「元郷」から登る道、もうひとつは、「荷田子」から登る道。今回は、駐車場がある、あきる野市荷田子から登りました。
山頂までは約2時間かかりました。
荷田子の集落と果樹園を通り、防護柵を入って山道に入ります。ここから30分ほどは急な上りの道で一気に汗が噴き出します。
荷田子峠に出ると、城山と臼杵山を結ぶ尾根道に出るので、それを右(西)の方へ。しばらくすると、右後ろに、あきる野市乙津軍道の集落が望めます。ちなみに「軍道紙」は東京都にたったひとつ残る和紙だそうです。
さらに20分ほど上ると、休憩所があって、そこから山を回り込むと、右手が開けて、眺めの良い場所を通ります。
上から4枚目の写真ですが、方向的には、西北なので、雲取山の方向です。写真に見える山がそうなのかどうか、山に詳しくないのでわかりません。
途中、まぎらわしい分岐点もありますが、再び尾根に出ると、そこからは、手前に採石場と遠くには、あきるの市市街地と関東平野の広々とした様子が望めます。
あとで採石場のことをネットで調べてみたら、これは(株)村尾組 五日市工場で、露天掘階段採掘で砂岩を採っているのだそうです。秩父の武甲山のように石灰岩ではなかったですね。
尾根道から100mほど一気に急坂を降り、そして急坂を上りきると臼杵山です。北峰に臼杵神社が祀られています。
神社のあるところは、10m×6mくらいの広場になっています。祠の前には平成16年に奉納された新しい1対の石像が鎮座していますが、これは狼でしょうか、それとも狐でしょうか。
目的はこの像ではなく、祠の左右に鎮座するもっと古い石像です。
しばらくすると、「元郷」から上ってきたらしい女性集団がやってきました。何気なく会話を聞いていたら、これは「オオカミ像」だと言っていました。
この像については、明後日書きます。
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