【犬狼物語 其の百九十二】 東京都あきる野市 小和田 御嶽神社
東京都あきる野市で撮影の仕事があったので、終わってから、小和田 御嶽神社を参拝しました。
ちょうどこの日(9月29日・30日)は、3日間続いている阿伎留神社の例大祭の日で、表通りは露店が立ち並び、お神輿、子供神輿が練り歩きました。山車も出たらしいのですが、それは見ることができませんでした。
御嶽神社は武蔵五日市駅から徒歩30分ほどの、秋川の南側、小高い山の上に鎮座します。どこからともなく囃子の音が聞こえ、静かな境内ですが、ウキウキした気分になります。
境内には、市指定保存樹木のヒノキやヤマザクラが立ち、秋川の流れと旧五日市町の街並みの風景を望むことができます。
社殿前には、1対のお犬さま像が鎮座しています。比較的新しいものです。台座を確かめると昭和49年(1974)4月に奉納されたようです。
神社の扁額「御嶽神社」にも、見覚えのある一対の黒い狼像が向かい合うように配されていて、社殿の前に置かれている像も、お犬さま(狼)像なのでしょうか、どうも、犬像のように見えてしまいます。
とくに、向かって左側の像は、ジャックラッセルテリアのように見えます。ヴィーノとは粗利が合わない犬種です。
それともう一対、お犬さま(狼)像があります。社殿の右奥の祠の両脇に控えている像です。
こちらは古そうです。左側のは胴体に修復の跡が残り、右側のは前足が折れてしまったようで、針金で固定されています。
ネットで調べると、以前、この古い方のお犬さま像は、社殿の中に置かれていたようです。今は、外です。いつから外になったのかはわかりません。
姿も面白い。まるでアヒルのくちばしのように出ています。今まで出会ったことのない形をしたお犬さま像です。
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