【犬狼物語 其の百九十三】 埼玉県さいたま市 久伊豆神社の「叶い戌」像
埼玉県さいたま市岩槻区にある久伊豆神社を参拝しました。木々のトンネルを抜けた鳥居の先に拝殿が見えます。境内は静かですが、鶏が放し飼いされていて、コッコッコッという音が日本の神社では新鮮に感じます。
神社のHPはこちらです。
https://www.hisaizu.jp/
HPから以下、引用させてもらいます。
「久伊豆神社のご祭神は「大国主命」は子宝に恵まれた神様
久伊豆神社のご祭神大国主命は、子宝に恵まれ男女百八十名もの子孫がいる神様である。”大国主命”は出雲神話の主役であり、もちろん出雲大社の主祭神である。また、少名彦神と協力して天下を経営し、禁厭、医療などの道を教えた。」
久伊豆神社の境内には縁結び・安産・子育てに関係するものがたくさんあります。
拝殿右側には北野天満宮が祀られていますが、その横には絵馬掛けがあり、「叶い戌(子育て戌)」の母子犬像が近くに置かれています。
像をなでると子宝、安産に恵まれるということですが、「叶い戌」は秋田犬のメスで「子宝いぬ」とも呼ばれているそうです。
戌の周りには、子、丑、寅・ ・ ・といった干支の刻印が右回りに配されていて、自分自身あるいは赤ちゃんの干支をなでるのが良いようです。
特に、戌の日には多くの人たちが参拝します。
また、手水舎の前、拝殿に向かう石段の右側には、2本の巨木が寄り添うように立っている「夫婦(めおと)モッコク」があります。「さいたま市指定天然記念物」に指定されているモッコクは、縁結びの木として知られています。
もともとは別々のモッコクだったそうですが、今では根元同士がいっしょにくっついています。その様子が「夫婦」を連想させるのですね。
ところで、「久伊豆(ひさいず)」は「くいず」とも読めるので、「クイズ神社」として、過去にアメリカ横断ウルトラクイズの予選会場になったことがあるそうです。
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