富田和明太鼓芸能生活40周年記念コンサート『太鼓打ち誕生』
友人の和太鼓奏者、富田和明さんのコンサートが行われました。太鼓芸能生活40周年だそうです。すごいことです。
いろんな人が駆けつけて、40周年記念コンサートを盛り上げました。
冒頭、成田山深川不動堂から出発した『浜から島へ~富田歓暦歩き打ち2017』と銘打って、東京から自身の故郷、淡路島まで約635kmを歩いたときの映像が流されました。
富田さんとは中国貴州省で、旅人同士として出会っているので、富田さんの旅のパフォーマンスにはいつも特別に共感をおぼえるところです。
歩くことは、地球(地面)の太鼓を2本の足で叩いていることではないか、という話は面白いなぁと思いました。富田さんにとっては、「旅=歩く」は「太鼓を叩く」と同じことになるわけですね。
そしてもうひとつ、富田さんのコンサートに身を置いて気が付いたことがあります。音楽を「聴く」と表現しますが、太鼓の音は特に、耳だけで聴いているのではないんだなということです。
鼓膜はもちろん皮膚が音を聴いているのです。直接来る振動。反響して来る振動。人々の雑音。俺のカメラの音など、雑多な音と振動が、皮膚を刺激することで、隠し味のようになって深みを感じさせているようです。
皮膚で聴く音と振動が気持ちよいのです。だから、音楽は「その場にいる」という体験なんですね。
富田さんのHPはこちらです。
富田和明太鼓芸能生活40周年記念コンサート 『太鼓打ち誕生』
10月15日(日)
出演/富田 和明
特別ゲスト/藤本 吉利 藤本 容子(鼓童名誉団員)
友情出演/近藤 克次
賛助出演/どんどこ座 和太鼓 MIKAWA
太鼓アイランド オールスターズ
会場/亀戸文化センター・カメリアホール
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