【犬狼物語 其の二百八】 栃木県真岡市 白蛇弁財天の境内末社 三峯社
筑西市の三峯神社撮影のあと真岡市へ向かいました。
ここには白蛇弁財天があって、末社として三峯社が鎮座しているという情報があったからです。
弁天は、古代インドにおける川の女神「サラスヴァティ」で、水神・農業神でした。当社には、2匹の白蛇が住んでいて、吉凶異変があると姿を現したと伝わっています。白蛇は弁財天の使いとも言われているそうで、狛犬ならぬ、狛蛇がお迎えしてくれます。
この白蛇弁財天も、他の銭洗い弁財天同様、本殿の裏側にまわると、池と小さな滝があり、取っ手を付けた網が置いてあります。それにお金を入れて、滝の霊水で洗うと、ご利益があると書いてあります。財布のコインを洗いました。紙幣もOKなんでしょうか。
境内に三峯社があります。小さな祠の前には、これまた小さな、高さが10cmほどの黒いお犬さま像が1対置かれています。台座には「三峯山」とあります。
背中が特徴的なお犬さまですが、色は黒でも、姿は、本山三峯神社のお札のお犬さまよりも、秩父市下吉田 椋神社のお犬さまと似ている気がします。
解説看板「三峯山由来」によると、三峯山社は江戸時代末期、嘉永四年(1851)に創建で、最初は屋敷神として祀られたそうです。
白蛇弁財天神殿の改築と池の整備のため、神殿に合祀されていましたが、末社として新しく建立されたものだそうです。
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コメント
とときちさま
失礼しました。栃木県でした。ご指摘、ありがとうございます。
投稿: あおやぎ | 2024/02/10 21:24
とても趣のある写真楽しませて頂いております。
こちらの表題ですが、真岡市はお隣栃木県になります。この辺りは県境が入り組んでいて、茨城県に入ったり栃木県に入ったりな場所ですね。
投稿: とときち | 2024/02/09 19:29