「山と渓谷」2017年12月号で『狼信仰を訪ねる旅』を執筆
雑誌「山と渓谷」12月号では『狼信仰を訪ねる旅』を執筆しました。お犬さま(狼)像の写真も掲載しています。
山の雑誌ということもあって、山に鎮座する神社を中心に書きました。秩父や奥多摩の登山で出会った祠の前に、もし、小さな石像があったら、それは狼像かもしれません。
今回は、地域も絞って、主に埼玉県と山梨県が中心です。
埼玉県は、お犬さま(狼)のお札を最初に配り始めた三峯神社のこと。江戸と三峯のつながりについて、三峯山博物館名誉館長の山口民弥さんにお聞きした話を書いています。
また、山梨県は東京都との境、丹波山村の七ツ石神社の話題です。当ブログでも、何度か書いています。
崩壊寸前の神社は、今年8月下旬、「七石権現社旧社地」として村指定文化財に登録されました。来年4月ごろには発掘作業が行われて、登山道の整備とともに、社殿が再建されることになっています。お犬さま像も、なんらかの形で修復予定だそうです。
今回は数社のお札と、11社の狼像しか掲載していませんが、全国のお札と像をズラーッと並べたら壮観かもしれません。ぜひ、単行本化をお願いしたいですね。
| 固定リンク
コメント