クリスマスのヴィーノ
【緊急のお知らせです】
今日(2017/12/25)の朝日新聞の夕刊1面に、先日ヴィーノと取材を受けた記事が掲載されました。
最近は、ヴィーノの癲癇発作は収まっているものの、認知症気味の症状は小康状態で、こういう世話はいつまで続くんだろうと少し心配も感じていますが、新しい年に向かい、光が見えてくることを期待しています。いつかは「煙突」を抜ける時が必ずやってくると信じます。
まぁ、1、2月前の眠れない夜と比べたら、だいぶ大人しくなって、俺たち夫婦も熟睡とはいかなくても何とか眠ることができているので、だいぶ慣れたなぁと思っています。
まぁこうなったらしかたない。あらためて病気のヴィーノも写真で記録していこうと思います。
ところで、二十四節気「冬至」のところでも書きましたが、北半球では一年のうちで昼が最も短く、夜が最も長くなる日が冬至です。
冬至を祝うところは多く、クリスマスも冬至祭が起源という説があります。
新暦(グレゴリオ暦)の1年の元旦と、クリスマスが、冬至の日に近いことも偶然ではないそうです。実際、冬至を1年の始まりにした暦がありました。
キリスト教以前、冬至祭がクリスマスのルーツらしい。「キリストの誕生を祝う日」というのは、あとから付け足された意味だそうです。
アメリカでは多宗教の事情から最近は「メリークリスマス」とは言わず「ハッピーホリディ」と言うようになっています。宗教に関わらず、祝うという意味で、昔の「冬至祭」に戻っていると考えることもできます。
冬至祭は、「死と再生」の儀式であったのでしょう。冬至は太陽の光が一番弱く感じるときでもあり、太陽の活力を取り戻すのが「冬至祭」の意味ではなかったのでしょうか。
聖ニコラウスの話はあとで付け加わった話ですが、贈り物というのは、まさに活力のある新しい年かもしれません。サンタクロースが自然なイメージとして受け入れられるのは、異界の国から異界の者が「煙突(暗くて狭いところ)」を通ってやってきて、贈り物を届ける話、とみると、冬至祭の意味にも合致しているからかもしれません。
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