今日は二十四節気「冬至」、七十二候「乃東生(なつかれくさしょうず)」」
(夏至のころの「靫草(ウツボグサ)」、別名「夏枯草(カコソウ)」)
冬至は、北半球では一年のうちで昼が最も短く、夜が最も長くなる日です。
冬至を祝うところは多く、新暦(グレゴリオ暦)の1年の元旦と、クリスマスが、冬至の日に近いことは偶然ではないそうです。
冬至を1年の始まりにした暦がありました。それと、冬至を祝うところは多く、実はクリスマスも冬至祭が起源だという説があります。
「一陽来復」という言葉には、陰の気が極まって陽の気が生じるという意味があり、冬至のことを指す場合があります。「悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方に向かうこと」という意味もあるそうです。(デジタル大辞泉参照)
「二十四節気」の冬至は次の3つの「七十二候」(略本暦)に分かれます。
●初候 乃東生(夏枯草が芽を出す)
●次候 麋角解(大鹿が角を落とす)
●末候 雪下出麦(雪の下で麦が芽を出す)
冬至の対に当たるのが、一年で最も昼が長い日「夏至(げし)」です。そして夏至の初候は「乃東枯(なつかれくさかるる)」で、これも「乃東生」と対になっています。
「乃東」というのは、「靫草(ウツボグサ)」のことで、冬至のころに芽を出し、夏至のころに枯れることから別名「夏枯草(カコソウ)」といいます。写真は夏至のころに撮影したウツボグサ(カコソウ)です。
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