日経新聞土曜版 NIKKEIプラス1で「犬像ランキング」が掲載されました
今朝のプラス1は読みましたか。何でもランキングは「戌年 感動の忠犬に会いに行こう」。古くから人に寄り添う動物として愛されてきた犬たち。各地に様々な逸話と犬の像が残されていますよ。どんな物語なのか?紙面を読んで、ちょっと犬の像を見に行きませんか。#忠犬 #ハチ公 #消防犬 #NIKKEIプラス1 pic.twitter.com/5ZNQjDFQtL
— NIKKEIプラス1 (@nikkei_plus1) 2017年12月23日
日本経済新聞」(2017年12月23日)の日経プラス1(土曜日朝刊に挟まっている別刷りの新聞)のフロント企画「何でもランキング」で今回は「戌年 感動の忠犬に会いに行こう」というタイトルで全国の犬像ランキングが掲載されました。
結果は次の通りです。(犬像名をクリックすると各犬像を訪ねたときの記事に飛びます)
日経の電子版はこちらです。→ 「来年は戌年 感動の忠犬像に会いに行こう」 (2017/12/24)
調査の方法は、青柳が最初犬の像を20体選出しました。編集部で日経生活モニターの協力者80人に逸話と像の写真を送り、像の魅力や話の面白さ、人に伝えたくなる、などの観点でベスト10を選んでもらい集計しました。有効回答数は75でした。
第1位: 樺太犬タロジロ
第2位: 消防犬ぶん公
第3位: 名犬チロリ
第4位: 盲導犬サーブ
第5位: 忠犬ハチ公
第6位: 忠犬タマ公
第7位: 代参犬シロ
第8位: 高野山の案内犬ゴン
第9位: 老犬神社のシロ
第10位: 救命犬
今回のランキングは、日経生活モニターの方々が投票して得られた結果です。なので、青柳がひとりで決めたランキングではなく、より客観的なランキングになっています。
まぁまぁ、順当なランキングかなぁと思いますね。
第1位となった、樺太犬タロ・ジロには奇跡のドラマがあるので、第1位はうなづけます。
第2位になった消防犬ぶん公は、予想以上に上位で、健闘したなぁと思います。ホースをくわえて走り回るぶん公を想像すると楽しくなります。好きなエピソードです。
忠犬ハチ公が第5位でした。もう少し上位に行くかなと予想していましたが、忠犬ハチ公以外にもたくさんの犬像が分かると、意外と「駅で待っていた犬」という物語が物足りなく感じるのかもしれません。ただ世界的にも有名犬であることに変わりありませんが。
その点、第4位の盲導犬サーブは、交通事故から主人を守って自分は左前足を失った犬だし、第6位の忠犬タマ公は2度の雪崩から主人を救い出した、言うならば、本当の「忠犬」かもしれません。
あと、第7位と第8位の、代参犬シロと高野山の案内犬ゴンは、共通したものがあると思っています。「人といっしょに歩く犬」という視点で見ると。
犬の習性でもあるのですが、何かのタイミングで人といっしょに歩き始めることがあります。人も楽しいし、犬も楽しい。WIN-WINの関係です。アジアの犬はいまだに多くの地域犬がいるので、それがよくわかります。
ところが日本ではもう自由勝手に歩く犬は見られません。「人といっしょに歩く犬」は基本、地域犬や野良犬でした。自由に歩けたここと、地域の人たちに愛されて、地域犬冥利につきたのではないでしょうか。
(第10位: 救命犬)
日本全国の犬像を約60体訪ね歩いた『全国の犬像をめぐる:忠犬物語45話』が2017年4月下旬に出版されました。よければ、読んでみてください。今回の日経新聞の「犬像ランキング10選」以外の犬像もたくさん載っています。
にほんブログ村
| 固定リンク
コメント