【犬狼物語 其の二百五十三】京都府亀岡市 犬飼天満宮 甕襲の足往
亀岡市郊外、犬飼川のほとりに鎮座する犬飼天満宮を参拝した。
『日本書紀』「垂仁紀」に、丹波国桑田村に甕襲(みかそ)という人物がいて、犬の「足往(あゆき)」が山の獣の牟士那(むじな)を食い殺した。すると、獣の腹から八尺瓊の勾玉が出てきたので、甕襲はこれを朝廷に献上した、という話が載っていて、これがしっぺい太郎型伝説や犬を使った害獣駆除の最古の記録ではないかとも言われる。
残念ながら犬の像とか絵はないようだ。
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