【犬狼物語 其の二百四十五】 和歌山県かつらぎ町 丹生都比売神社
和歌山県かつらぎ町の世界遺産、丹生都比売神社を参拝した。立派な楼門や社殿。
本殿は、室町時代に復興され、朱塗りに彫刻と彩色を施した壮麗なもので、一間社春日造では日本一の規模を誇り、楼門とともに重要文化財に指定されている。尚、平成十六年七月「紀伊山地の霊場と参詣道」の丹生都比売神社境内として世界遺産へ登録された。(神社HPから)
丹生都比売大神は、この地に本拠を置く全国の朱砂を支配する一族の祀る女神とされている。
今年1月から話題の紀州犬がいる。
丹生都比売大神の御子、高野御子大神が、密教の根本道場の地を探していた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人の姿で現れ、高野山へと導いた。
その逸話にちなみ、神犬として丹生都比売神社に奉献された雌の紀州犬。それが「すずひめ号」だ。
1月から同神社の月次祭(つきなみさい)(16日)に合わせて公開され、参拝者を出迎えているとのこと。
すずひめ号のカレンダーが、神社のHPからダウンロードできるようだ。
ところで、拝殿の左の方に境内社・佐波神社があり、石像が1対置かれていて、もしかしたら、犬像かなと思って神社で伺ったら、違った。
地元の神社を集めて祀っているというので、像の由来はわからないとのこと。そもそも、何を表した像か不明。犬か狼か、猪にも見える。
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