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2018/05/24

連理の木 縁桂(えんかつら)と棚田

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乙部町を訪ねたのは、この連理の木「縁桂」を見るためでした。森林公園の中にあり、駐車場から歩いて30分ほど入った場所に立っています。

縁桂は、隣り合う2本の幹が結合してできたもので、古くから「縁結びの木」として大切にされてきました。

縁桂にはこんな伝説があります。

「明治の末期、荒川万太郎という豪傑な漁師がいました。あるとき親方の船を造ることになり、巨大なカツラの木を切り倒すことになったのですが、何度も斧に力を込めて切ろうとしても力が入らず、誰もその木を切ることが出来ません。そこで万太郎が呼び出されたのですが、万太郎までもがこのカツラの木の前では力が抜けてしまい、結局切り倒すことが出来なかったのです。このことから人々は、「万太郎さえ斧を入れられなかったのだから、神の宿る木に違いない。」と巨木を大切に奉ったといいます。」(乙部町HPより)

ところで、森林公園の手前に、「棚田」がありました。

北海道では、急斜面に水田を造らないので、「棚田」はおおくありません。(平場の水田はたくさんあります)

でも、山間部には、小規模な棚田がありました。ここも、おそらくは、1軒の家で作っている田んぼではないでしょうか。畦を切って水を流し、棚田独特の景観で、とてもすばらしい棚田でした。
 
 
 
 
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