【犬狼物語 其の二百八十三】 島根県松江市 石宮神社の犬と猪が石になった伝説
松江市宍道町にある石宮神社には、大国主命が犬とともに猪を追いかけたとき、犬と猪が石になったという伝説が伝わっています。
猪(しし)の道を意味する「宍道(ししぢ)」と呼ぶようになったのが地名の由来になったとか。
鳥居の両脇にあるのが「猪石」で、拝殿の後ろ、石の柵で囲われた2メートルほどの巨石が、ご神体の「犬石」。
形は、まったく犬にも猪にも見えませんが。
だれもいない静かな神社です。拝殿の正面が狭くて、崖になって道路に面しています。だからむしろ後ろの方が正面のようにも思えてきます。
ところで、近くにある「女夫岩」が「猪石」と比定される説もあるそうです。
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