【犬狼物語 其の二百八十七】 鳥取県三朝町 三朝温泉の白狼伝説
三朝温泉公式サイトには、温泉の由来が載っています。
「三朝温泉の由来は、およそ八百五十年以上も昔のこと。大久保左馬之祐というお侍さんが、年老いた白い狼に出会い、一度は弓で射ようとしますが、思いとどまり見逃してあげることに。その夜、左馬之祐の夢に妙見大菩薩が現れて、白い狼を助けたお礼に温泉の場所を教えてくれたのです。以後、救いのお湯として、村人たちの病を治したと伝わります。」
三朝温泉の起源でもある「株湯」は温泉街の東にあり、別名「元湯」とも呼ばれています。ここが三朝温泉の歴史の始まりで、伝説の白狼像が建っています。
また、温泉街から約1.5km、山の中には白狼神社が鎮座します。三朝町遊歩道駐車場から階段を上っていくと社と碑が見えてきます。
「白狼神社と碑」には、
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「三朝温泉の発祥伝説によれば、長寛二年(1164)のこと、白狼が温泉の所在を教えたことに始まるといわれる。大正五年ラジウムの含有量世界一と発表されて以来、温泉街は急激な発展をたどって今日に至った。よって白狼に報いるため、小祠を建てて祀り、また温泉の由来を刻んで白狼碑を建立し、長くその徳を偲んでいる。」
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