『日展』 新国立美術館
新国立美術館で『日展』のほか、『生誕110年 東山魁夷展』もやっていたので、こっちも見ようと思って行ったのでしたが、祝日ということもあって、大混雑だったので『日展』だけにしました。
東山魁夷といえば、写真を撮り始める前、大学の図書館にあった緑川洋一、白川義一、並河万里の風景写真といっしょによく見ていた日本画家です。
チベットやメコンなど、大陸の風景や人間にのめりこんでいく素地は、この時期作られたのかもしれません。
ところで、『日展』ですが、展示作品は膨大な数になるので、1Fから2Fにかけて広い会場を周るのはけっこう疲れました。(「書」は割愛しました) でも、たくさんの絵に囲まれる空間は、やっぱりいいですね。『日展』の醍醐味です。
『日展』は明日25日(日)までです。
新国立美術館のHP
http://www.nact.jp/
いっしょに行った友だちの親戚が、昔、『日展』で総理大臣賞を取ったらしく、その自慢は来るたびに聞かされているのですが、本人は芸術とは関係のない会社員です。
日本画は風景、洋画は人物が多かったようです。今年あるところで、貴重な日本画の屏風を数点鑑賞したので、工芸部門の屏風はよく見てしまいました。
写真を使った屏風を作ってみたくなっていますが、まったく知識がありません。
それと一応、彫刻では「犬像」を探してみましたが、ほとんどは人の像で、犬像はわずか2点。これを少ないと考えるのは、犬像写真家だからでしょう。
「撮影禁止」の作品以外は個人的撮影はOKなので、撮影させてもらいました。上に掲載の犬像は、屋田光章氏の「特選」になった『ワンハート(ユメと私)』という作品です。
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