山形県山形市 成沢・八幡神社の石鳥居と長栄稲荷神社の狛狐像
上山市の「狼石」を見たついでに、前から気になっていた山形市成沢の八幡神社を参拝しました。
神社には国指定重要文化財に指定されている石鳥居があります。
どっしりとした重量感のあるフォルム。どこかクメールの石造にもつながる原始的な印象に、心の深いところを揺さぶられるようです。
この石鳥居は、凝灰岩製、総高436cm、柱は直径99.5cmで、平安時代末期の造立と推定されています。元木地区の石鳥居も同時代と推定され、2鳥居とも、日本で最古に属する貴重な石鳥居です。
以前訪ねた時の元木の石鳥居の写真はこちらです。
なお、八幡神社の横に長栄稲荷神社がありました。神社前に控えている1対の狐像は欠けた部分もあって、かなり古そうに見えます。写真はその狐像です。
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