【愛犬物語】から【犬狼物語】へ
すでにお気づきの方もいるでしょうが、今まで【愛犬物語】としていた連載ですが、300回を越えたことをきっかけに、犬狼物語に変えました。
犬のことを調べていくなかで、犬と狼を完全に分けるのは難しいことがわかってきました。この曖昧さが日本的と言えるのかもしれませんが。
今になって考えてみると、【愛犬物語 其の一】は、秩父のお犬さまの「オイヌゲエ」ことからはじめているので、当初から【犬狼物語】でもよかったのかもしれません。
最近は、棚田の「どんぴしゃの季節」以外の写真と、「狼信仰」の痕跡を訪ねる旅が多くなり、自然と「犬」よりも「狼」が多く登場することになりそうです。
まぁ、「犬像」に関しては、2冊書籍にしてやり切った感もあるし。ただ、犬像の写真展に関してはこれからも続くし、新しい犬像が見つかれば見に行きます。
それと、「犬」に関して、ある別な企画を思いつきました。それはヴィーノとずっといて思いついた企画なのですが、より「写真」に寄った企画です。
ただ、どうやって見つけるかということもあるし(少なくとも50例くらいは欲しいところです)、それと、あるタイミングがあるので、時間的な制約もあるし、そもそも、その犬の飼い主さんが許可してくれるか、という問題もあって、すぐにできるかはわかりません。
でも、これは、俺自身の心の問題とも絡んでいて、その写真を撮れれば、犬と人との最高の瞬間なのではないかなと密かに思っているところです。
この本の最後の写真は決めています。それはヴィーノと俺と妻の写真です。
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