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2018/12/30

「戌・犬」から「亥・猪」へ

_mg_9918(東京国立博物館の手前から猪、犬形埴輪)

_mg_9894(東京国立博物館の猪形埴輪)

Mg_0075(高崎市の上毛野はにわの里公園の、手前から狩人、猪、犬形埴輪)

87a1008(昼神車塚古墳で出土した、左から犬、猪、犬形埴輪)


2018年は、正月から写真展や雑誌や新聞などで、犬三昧の日々を送りました。犬像の2冊目『犬像をたずね歩く』も出版することができました。

いよいよ戌年も終わりです。来年は亥年で、「平成最後」の年です。

『犬像をたずね歩く』に載せるために、犬形埴輪をいくつか撮影しましたが、そのとき、そばには必ず猪形埴輪が立っていました。

犬と猪の関係は深く、だから個人的には、干支がこの順番であることに不自然さは感じません。

上野の東京国立博物館の平成館考古展示室に展示されていた犬形埴輪は、古墳時代(6世紀)、群馬県伊勢崎市で出土したもので、首輪をして、目が小さく可愛らしく見えました。犬の前に立っていたのが猪です。犬と比べると、尻尾が短く、鼻が豚のように少し広がっています。

群馬県高崎市の上毛野はにわの里公園では、犬と狩人と猪とセットで展示されています。狩人は弓を引いている格好をし、猪の背中には矢じりが当たって血が出ているところ、猪に対峙するように向かい合って犬が立っているところです。

全国的に、犬は、たいてい猪とセットで出土することが多いそうで、猟犬であることを表していて、狩猟儀礼の場面を構成する定型だったとのこと。

大阪府高槻市には、淀川流域では最大級の前方後円墳・今城塚古墳があって、隣接する今城塚古代歴史館には犬形埴輪が展示されていました。

でも、今城塚古墳から犬形は見つかっておらず、展示されていたのは、市内にある別の昼神車塚古墳で出土した埴輪でした。

犬形の隣に猪形も展示されていて、やはりここでも、犬と猪はセットで発見されています。
 
 
 
 
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2018/12/29

2019年の干支 トンパ文字「亥・いのしし・猪」 Vo.4

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墨絵ふうのトンパ文字「亥・いのしし・猪」です。

トンパ文字の位置がわかるように、枠線で囲っていますが、プリントするときは、それをカットした方がいいかもしれません。
 
 
 
 
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2018/12/27

今日から二十四節気「冬至」、七十二候「麋角解(さわしかのつのおつる)」

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今日からは、二十四節気「冬至」、七十二候「麋角解」です。

「鹿の角が生え変わるために落ちる時期」という意味。

七十二候の「麋(さわしか)」とは「なれしか」とも読み、トナカイの和名だそうです。中国に生息していた「シフゾウ」との説もあるようです。

写真は、北海道知床五湖の鹿の写真です(しかも雌かな?)。
  
 
 
 
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2018/12/26

『ワンダーラストとセルフセラピー』(仮題)執筆中

Olrean(Orléans 1980 by Aoyagi Kenji)


『ワンダーラストとセルフセラピー』(仮題)を執筆中です。なぜ「執筆中」とわざわざ書いたのかというと、こうして公に宣言することで、途中で書くのを諦めたりしないようにするためです。

旅をしたくてたまらない病を「ワンダーラスト」といいますが、実は、旅は病であると同時に薬でもあって、自分自身のセラピーの役も果たしていたという内容です。

「ワンダーラスト」は、「DRD4-7R」という遺伝子に左右されるそうです。人類の20パーセントがこの遺伝子を持っているらしいのですが、ただ、この遺伝子を持っている人全員がワンダーラストになるのではないようです。

「ワンダーラスト」という言葉を知ったのは数年前、ネットのニュースでした。それまでは、棚田が好きでたまらない「棚田病」とか、雲南省が好きでたまらない「雲南病」とか、あとは、南極に足を踏み入れた人が陥る「白い病」とか、ゲゲゲの水木しげるさんの「南方病」とか、そういった病の名前で呼んできました。いずれも症状は似ています。

単なる「旅好き」でなないところが病=ワンダーラストなのですが、これが、病であると同時に、薬にもなっています。俺も、旅(と写真)がなければ、精神的にどうにかなっていたかもしれません。

でも、それを意識していたわけではなく、やらざるをえないからやっていただけです。それが結果的に自分自身のセラピーにもなっていたということが、今になって分かったということなのです。

だからこれを「セルフセラピー(自己心理療法)」と呼んでもいいのではないかなと思います。

俺にはもともとワンダーラストになる条件や素質はあったのでしょうか? それを探るべく、子どものころを思い出しました。あとは、旅人生の大きな転換点になった、大学4年の時に行ったヨーロッパの旅について。

ジェームズ・ペネベーカー著『オープニングアップ:秘密の告白と心身の健康』という本があります。個人的な情報を打ち明ける「自己開示」やもっと内面を語る「告白」というものが、心身の健康や社会適応にいい影響を及ぼすという研究を扱った本です。

だから、過去を思い出し、それを人に語ること自体、癒しになるということも心理学で学んだことです。これを書くこと自体が、俺のセルフセラピーになっています。
 
 
 
 
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2018/12/24

Happy Holidays ! ハッピーホリデー!

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Happy Holidays ! ハッピーホリデー!

by VINO.

ようやく本格的に寒くなって、いよいよ冬本番です。

健康に気を付けて、良い年をお迎えください。
 
 
 
 
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2018/12/22

今日から、二十四節気「冬至」、七十二候「乃東生(夏枯草が芽を出す)」

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今日から二十四節気「冬至」、七十二候「乃東生」です。

新暦では毎年ほぼ12月21日か22日が冬至ですが、北半球では一年のうちで昼が最も短く、夜が最も長くなる日が冬至です。

冬至を祝うところは多く、クリスマスも冬至祭が起源なのだそうです。新暦(グレゴリオ暦)の1年の元旦と、クリスマスが、冬至の日に近いことも偶然ではないようです。実際、冬至を1年の始まりにした暦がありました。

アメリカでは多宗教の事情から「メリークリスマス」とは言わず「ハッピーホリディ」と言うようになっているらしい。

冬至祭は、「死と再生」の儀式でもあったようです。クリスマスは、異界の国から異界の者が「煙突」を通ってやってきて、贈り物を届ける話です。

「煙突」、すなわちこれは異界との通り道。「煙突」は比較的新しいイメージなので、昔は「洞窟」や「穴」だったかもしれないし、異界の者は神と解釈できるかもしれません。

太陽がこの日を境に復活するという意味もあります。古い年が死んで、新しい年がやってくる。その新しい年が贈り物なのかもしれません。
 
 
 
 
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2018/12/19

Manabi JAPAN「棚田を歩く Vo.7:姨捨の棚田」&「漫歩在梯田 Vo.1: 大山千枚田」

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Manabi JAPAN「棚田を歩く Vo.7」は、長野県千曲市の姨捨の棚田です。

ここは、「田毎の月」で有名な観月の名所です。また、街明かりとのコラボレーションは、独特の棚田の風景です。外国でもこんなところは記憶にありません。

記事は、こちらでお読みください。

https://manabi-japan.jp/food/20181203_6204/
 
 
また、日本語ではすでに掲載中ですが、「棚田を歩く」が中国語にもなったそうです。

「漫歩在梯田 Vo.1: 大山千枚田」 Manabi JAPAN

https://manabi-japan.jp/zh/food/20181126_6015/

中国語でのプロフィールも掲載。

「摄影家。拍摄日本及亚洲各地风景。目前正在全国各地旅行,为了寻找人类和自然共同作用下形成的田园风光。着有《湄公河》《走梯田》等。」
 
 
 
 
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2018/12/18

2019年の干支 トンパ文字「亥・いのしし・猪」 Vo.3

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毎年恒例の、砂絵ふうのトンパ文字「猪・イノシシ・亥」です。
 
 
 
 
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2018/12/17

NHKドキュメンタリー「アウラ 未知の部族 最後のひとり」を観て

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昨日、NHKドキュメンタリー「アウラ 未知の部族 最後のひとり」を観ました。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586087/index.html

アウラは、アマゾンの文明との接触がない「イゾラド」のひとりで、ブラジル政府はアウラを「絶滅した未知の部族の最後の生き残りである」と結論づけているそうです。

なので、政府は「保護」しようとするのですが、アウラはそれをなかなか受け入れません。アウラの言葉はほかの人には通じず、唯一、言語学者のノルバウが同居して30年間で、単語800語を調べただけです。

つまり、アウラにとっては、自分の言葉が誰にも理解されず、言葉によって他人とコミュニケーションが取れないという「絶対的孤独」におかれて生きていかなくてはならない運命です。想像すると怖くなります。自分の話を誰も理解してくれないという状況は。

ところで、奄美方言や民謡が魅力的で、毎週土日は、あまみFMを聴くことが多く、自然と「ありっがさまりょうた」とか「うがみんしょうらん」とか奄美語もつい口に出るようになっています。

あるとき放送では、『幕末の奄美』の話が取り上げられていて、村に部外者が入ってくると、子どもたちは石や泥を投げつけて、追い払ったという。そうしないと、その年は危険なハブが多く出るから、といったような話でした。

たぶん「危険なハブ」というのは象徴的なもので、部外者が持ち込む危険なものは他にもいっぱいあったのではないでしょうか。たとえば「病気」です。

アウラの保護活動をしている機関も、文明人との接触で、病気をうつすリスクについて触れていました。

たしかに免疫がなかったら、病気で全滅してしまうかもしれません。アウラも風邪をひいたとき、抗生物質を投与されていました。風邪だって免疫がないなら死んでしまうかもしれません。

アマゾンや奄美だけではなく、この「部外者の危険」は、他でも聞きました。タイの北部、ミャンマーとの国境に近い山岳民族の村で聞いたのも、部外者が持ち込む病気が怖いというものでした。

それと、俺は「病気」以外にも危険なものとして「価値観」もあるんじゃないかなと思います。

これも北タイの話ですが、外国人トレッカーが、精霊を祀る祠を壊すというのです。祠と言っても、木の枝を合わせて作った質素なものなので、部外者は悪意がなく、気が付かないところで壊してしまうということもありそうです。でも、彼らにとったら大問題です。

また、村にテレビが運びこまれ、それを見た人たちは、外の世界の現代文明と自分たちの生活を比べて、貧しいと気が付き、卑屈になる人がいたり、外の世界にあこがれて、村から出てしまう人もいるのだという。そういうことで、村の共同体が解体されてしまって、村は廃れていくというのです。

この現代文明の「価値観」ですね。これも結局心の「病」ともいえるのかもしれません。俺も現代文明側の価値観で生きているので、それが「良い」とか「悪い」とか、もうわからなくなっていますが、もしかしたら、その価値観こそ人類を滅ぼす元凶なのではなかと思うこともあります。

だから、アマゾンの未接触部族のような人たちは、現代文明の「病気」や「価値観」を持たないことで、大部分の人類が絶滅しても、生き残るのではないかとも思います。アウラの部族は無理でしたが。

考えてみれば、我々の祖先ホモサピエンスは、7万から5万年前に東アフリカから外へ移住し始めました。どうして外へ出たか、その理由ははっきりしていないようです。

だからここからは俺の想像ですが、外へ向かうことが、ホモサピエンスに運命付けられた性質だったのではないか、と思うのです。

「外を知りたい」という性質が繁栄を支えた価値観であり、だからこそ地球上に大繁殖したわけで、でも、その「外を知りたい」という性質が、逆に未開の部分を食い荒らすバクテリアのごとく、今度はそのことが滅亡の原因になっているかもしれないのです。(アウラの部族は、アマゾンの開拓者たちに殺害されたようです)

だから、未接触部族は、そういった「外を知りたい」人たちではなかったことは確かでしょうし、次に地球の覇者となるのは、彼らのような人たちなのではないかとも思うのです。今は数は少なくても、将来は大繁栄するかも、というのは、我々ホモサピエンスで証明済みです。
 
 
 
 
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2018/12/16

平成最後の「旧暦棚田ごよみ」が届きました

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平成25年版から発行している「旧暦棚田ごよみ」も、今回で7年目を迎えます。天皇陛下が4月30日で退位し、新天皇が5月1日に即位して新元号がスタートします。だからこれが平成最後の「旧暦棚田ごよみ」になります。

普通の(新暦の)カレンダーと違って、旧暦の元旦は2019年2月5日なので、約1か月遅く始まります。

表紙は山口県長門市の東後畑棚田です。

撮影したのはゴールデンウィーク直後で、夕陽が海に沈んでしばらくすると、いっせいにカエルの大合唱が始まりますが、それと同時に、海上にはイカ釣り漁船の漁火の明かりが見えるようになります。約200枚の棚田は幻想的な雰囲気に包まれます。

次は、3月の新潟県十日町市の蒲生棚田です。

この地で、蒲生は「かもう」と発音しますが、ここは小さいながらも、朝日が昇り、霧が発生するところから写真・絵画的な美しい棚田として有名で、1年を通して多くのカメラマンや絵描きを魅了してります。まだ雪の残る田んぼの水に朝日が反射しています。

最後は、8月の長野県野沢温泉村の豊郷棚田です。

野沢温泉卿から緩やかに下る西側斜面に拓かれた棚田です。約300枚ある四角い形は整然としていますが、これだけ規模の大きな棚田が黄色く色づいた光景は壮観です。作業小屋がワンポイントの添景になっているのがまたいいですね。

もし、興味がある方は、こちら(NPO法人棚田ネットワーク)からお申し込みください。

https://www.tanada.or.jp/tanada_goyomi/
 
 
 
 
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2018/12/15

航空公園 風の日のヴィーノの耳


ビーグルは耳が可愛いですよね。

ビロードのような肌触りもさることながら、風にひらひらなびくところなんかたまらないです。

昨日、図書館のついでに公園で散歩させたのですが、風が強くて、落ち葉も吹き飛ぶくらい。

ヴィーノの耳もひらひらしていました。
 
 
 
 
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2018/12/14

2019年の干支 トンパ文字「亥・いのしし・猪」 Vo.2

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こんな年賀状デザインどうですか?

世界でも珍しい生きている象形文字、「トンパ文字」で「猪・亥」です。

自由に使ってもらってけっこうです。


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2018/12/13

【犬狼物語 其の三百十二】 香川県丸亀市 「警察犬きな子の銅像」のニュース


(「ずっこけ警察犬「きな子」が銅像に!丸亀駅前に完成 香川」 YouTube KSB瀬戸内海放送より)


日本で一番新しい犬像です。(9日時点)

香川県丸亀駅前に「きな子」の銅像ができたというニュースがありました。

「ずっこけ警察犬「きな子」が銅像に!丸亀駅前に完成 香川」
(瀬戸内海放送 https://www.ksb.co.jp/newsweb/index/11932 )

「子や孫も仰ぎ見る? 警察犬きな子、銅像で「復活」」
(朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASLD94RSMLD9PLXB005.html )

きな子については、ずっこけても頑張る姿が愛らしく、映画のモデルにもなった有名犬です。2017年3月に息を引き取ったそうです。

「警察犬きな子銅像建立の会」が発足しましたが、クラウドファンディングで約468万円が集り、12月9日に除幕式が行われました。

銅像は実物大で、頭を撫でやすいように、台座は低く作ったそうです。やっぱり犬像の頭は撫でるものなんですね。

日本で犬像はお地蔵さん化するようです。どこの犬像も頭がてかてか光っていました。みんな頭をなでるからです。

岐阜県大垣市の八幡神社の子安犬も、撫でられることを前提に、怪我をしないように尖ったところをなるべくなくして造ってあり、また、子供が撫でやすいように、台座を低くしたと言っていました。

除幕式には、きな子の子どもや孫も出席しました。

そのうち会いに行く機会はあると思います。
 
 
 
 
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2018/12/12

今日から二十四節気「大雪」、オリジナル七十二候「人狗蟄炬燵(ひといぬこたつにこもる)」

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今日から二十四節気「大雪」、世間では、七十二候「熊蟄穴(くまあなにこもる)」ですが、我が家のオリジナル七十二候は「人狗蟄炬燵(ひといぬこたつにこもる)」です。

解説はいらないと思いますが、ヴィーノの様子はまさにこれ。人(俺たち)もそうです。

昨日あたりから急に冬らしくなってきました。この季節、炬燵から出たくなくなります。
  
 
 
 
 
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2018/12/11

Manabi JAPAN 狼信仰 第4回: 七ツ石神社の再建プロジェクト(Vo.1)

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Manabi JAPANで連載の狼信仰の第4回です。

七ツ石神社の再建プロジェクト(V.01)
 
 
 
 
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2018/12/07

今日から、二十四節気「大雪」、七十二候「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」

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今日から、二十四節気「大雪」、七十二候「閉塞成冬」です。

七十二候の「閉塞成冬」は、「天地の気が塞がって冬となる」などといった意味だそうです。

イメージとしては、上の写真のような感じではないでしょうか。これは新潟県の「夏井のはざ木」です。

早朝の写真ですが、寒々しい雰囲気です。
 
  
  
 
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2018/12/05

【犬狼物語 其の三百十一】 山梨県丹波山村 『七ツ石神社 お犬さまが還る日』(YouTube)


『七ツ石神社 お犬さまが還る日』をYouTubeにアップしました。

2018年11月7日、七ツ石神社の公開日については、こちらにアップしてあります。

【犬狼物語 其の三百一】 山梨県丹波山村 七ツ石神社のお犬さま

霧が出て、お犬さまを迎える最高の天候の中、お犬さまは、尾根の峰谷登山道上まではモノレールで、その後神社まで運び上げられました。

修復されたお犬さまが、新しい社殿に無事に還りました。
 
 
 
 
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2018/12/04

【犬狼物語 其の三百十】 埼玉県鴻巣市 氷川神社の狼像

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ちょっと間が開いてしまいましたが、【犬狼物語】の続きです。

東北からの帰り、埼玉県の鴻巣市・氷川神社に寄ろうと思って、車のナビを頼りに行くと、狭い住宅街の道を通って、社殿の裏側に到着しました。

神社の由緒書きの看板が立っています。社殿を右に見て、境内の奥に進むと、境内は高台に位置していることが分かりました地図を調べて見たら、ここは荒川の河岸段丘になっているようです。

そして、ここには今年の1月にも来ていることを思い出しました。ブログにもアップしなかったので、すっかり忘れていましたが、その日、長竹遺跡・縄文時代の犬形土製品を撮影した帰りで、ついでだったので忘れてしまったようです。だから掲載の最後の2点は1月の写真です。背景が白いのは雪です。

一の鳥居が下の方に見えます。鳥居の先は、30mほどの田んぼ(畑)の中をまっすぐに貫いている表参道です。その先、300mほどで荒川に至ります。

昔はこちらから上ってきたのですね。神社は河岸段丘の縁に位置しています。

1対の狼像が、階段の途中にあります。体形はフェルナンド・ボテロの作品のように丸いもので、痩せた狼像とは違ったタイプです。 狼というより、豚や猪にも見えてしまいます。
 
  
 
 
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2018/12/02

今日から、二十四節気「小雪」、七十二候「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」

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今日は、二十四節気「小雪」、七十二候「橘始黄」です。

コタツに入ってみかんを食べる季節になりました。

「橘」は、食用柑橘類の総称で、不老長寿の象徴「常世草(とこよぐさ)」でもあるそうです。常世(とこよ)の国は、永久不変不老不死の理想郷と言われます。

個人的には、不老不死が理想とは思えなく、ある程度の年齢を健康に過ごせて、死ぬときはバッサリというのが理想ですね。

写真は、愛媛県西予市明浜町のみかん畑です。
 
 
  
 
 
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2018/12/01

「「来訪神」が無形遺産に決定 ナマハゲなど10行事 」のニュース

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「来訪神 仮面・仮装の神々」が無形文化遺産に登録されることが決まりました。

(日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38307290Y8A121C1000000/)

来訪神は、正月など年の節目に仮面をつけたり仮装したりした人が「神」として家々を訪れる行事だそうです。

秋田県の「男鹿のナマハゲ」、鹿児島県の「甑島(こしきじま)のトシドン」、石川県の「能登のアマメハギ」など、8県の10の伝統行事で構成されます。

来訪神で思い出したのが、埼玉県秩父市浦山の悪魔祓いです。仮面はかぶりませんが、悪魔に扮した人は顔にペイントし、異形のいでたちです。「悪魔」と呼んでいますが、これは今回登録された「来訪神」の一種ではないでしょうか。

浦山・大日如来堂での獅子舞が終わると、悪魔祓いの行列が集落をめざします。

希望する家におもむいて、その家の不幸災いをお祓いします。このときは、3人の若者が悪魔に扮しました。

悪魔は、家の中に上がりこんで、「悪魔祓い~~」と大声を上げながら、竹の棒で畳をたたきます。家族は、部屋の真ん中に固まってじっと座り、悪魔が去っていくのを待ちます。まさに秋田の「なまはげ」のようでした。

最後、集落のはずれで、350年以上前の、浦山の獅子舞の由来が書いてある巻物の入った箱を中心に、3頭の獅子が舞い納め。

獅子や悪魔が身につけているワラジ、飾り物には悪霊が取り憑いているそうです。なので、ワラジの縄も真剣で切って、悪霊を祓ったあと、みんな村に帰っていきました。
 
 
 
 
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