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2018/12/01

「「来訪神」が無形遺産に決定 ナマハゲなど10行事 」のニュース

081027
 
 
 
「来訪神 仮面・仮装の神々」が無形文化遺産に登録されることが決まりました。

(日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38307290Y8A121C1000000/)

来訪神は、正月など年の節目に仮面をつけたり仮装したりした人が「神」として家々を訪れる行事だそうです。

秋田県の「男鹿のナマハゲ」、鹿児島県の「甑島(こしきじま)のトシドン」、石川県の「能登のアマメハギ」など、8県の10の伝統行事で構成されます。

来訪神で思い出したのが、埼玉県秩父市浦山の悪魔祓いです。仮面はかぶりませんが、悪魔に扮した人は顔にペイントし、異形のいでたちです。「悪魔」と呼んでいますが、これは今回登録された「来訪神」の一種ではないでしょうか。

浦山・大日如来堂での獅子舞が終わると、悪魔祓いの行列が集落をめざします。

希望する家におもむいて、その家の不幸災いをお祓いします。このときは、3人の若者が悪魔に扮しました。

悪魔は、家の中に上がりこんで、「悪魔祓い~~」と大声を上げながら、竹の棒で畳をたたきます。家族は、部屋の真ん中に固まってじっと座り、悪魔が去っていくのを待ちます。まさに秋田の「なまはげ」のようでした。

最後、集落のはずれで、350年以上前の、浦山の獅子舞の由来が書いてある巻物の入った箱を中心に、3頭の獅子が舞い納め。

獅子や悪魔が身につけているワラジ、飾り物には悪霊が取り憑いているそうです。なので、ワラジの縄も真剣で切って、悪霊を祓ったあと、みんな村に帰っていきました。
 
 
 
 
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