【犬狼物語 其の三百三十四】埼玉県上尾市 今泉・氷川神社内の三峯社
埼玉県上尾市今泉の氷川神社内の三峯社です。
向山の神明神社からは、北へ2kmくらいではないでしょうか。こんもりとした杜が遠くから見えたので、すぐ神社があることがわかりました。
神社は杜に囲まれているわけではなかったので、境内は明るく開放的です。
目的の三峯社は、本殿左側の一番奥まったところにありました。木製の社殿の中には、御眷属守護の箱に三峯神社でいただいてきたらしいいくつかのお札が納めてありました。新しそうなので、誰かが三峯神社へ行っているようです。でも、講としてではなく、個人の参拝のお札のようです。
この神社を管轄している神職によると、自身も50年前に父親に連れられて、秩父鉄道に乗り、三峰口からロープウェイで三峯山へ登拝したことはあったそうです。でも、今、講があるとは聞いてないという。教育委員会でも講はなくなったと言っているので、たぶんもうないのでしょう。
本殿の反対側、東側には、参宮記念碑が立っています。これは伊勢講で参拝した講員が奉納した記念碑です。これがあったら、伊勢神宮へ参拝したことがある人間が、この近くにいた、ということですね。
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