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2019/06/30

【犬狼物語 其の三百六十一~三百六十三】栃木県栃木市 新町三峯神社&埼玉県久喜市 葛梅三峯大神社&蓮田市 高虫氷川神社内三峯神社

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栃木県藤岡町の藤岡神社から自宅に戻るとき、三峯神社3社に寄りました。狼像は見つけられなかったのですが、記録のために記事を書いておきます。

栃木県栃木市藤岡町 新町三峯神社、埼玉県久喜市 葛梅三峯神社、蓮田市 高虫氷川神社内の三峯神社です。

藤岡神社の西約700m、新町児童公園に隣接して新町三峯神社はあります。たまたま新聞を読んでいる近所のおじさんが座っていて、話をしたら、おじさんは氏子ではありませんでしたが、この神社の三峯講については知っていて、毎年秩父の三峯神社に参拝し、お札をもらってきているそうです。ここではちゃんと講が機能していました。

 『藤岡町史 別巻民俗』(2001年)にも、新町の三峯講についての記述がありました。

石宮は慶応二年(1886年)九月に、常夜灯は嘉永五年(1852年)建立されたようです。

「藤岡の新町では、毎年二月にベッカと称して講の代表者をくじ引きによって決め、講中の五分の一ほどの人数で四月上旬に秩父の三峰神社へ代参し、ケンゾクを受けて来る。そして三峯神社では火事と病気、盗難除けの三種類のお札をもらい、ムラの分社と公民館、火の見にその代表札を貼るとともに、講員にも三種類のお札が配られて家に納められている。」とあります。

埼玉県久喜市 葛梅三峯大神社は、公園の一角に庚申塔や稲荷社が建っていて、その中に「三峯大神」の碑がありました。台座は古そうですが、碑の文字は最近修復されたようです。 きれいに掃除もされているので、地域の人たちによって大切にされていることが偲ばれます。

 蓮田市 高虫氷川神社内の三峯神社は杜の中でした。暑い日差しを遮ってくれて気持ちがいい。高虫氷川神社の境内の杜は、蓮田市の保存樹林に指定されているようです。

葛梅三峯大神社と高虫氷川神社内の三峯神社に講があるのかどうかは、確かめていません。

 

 

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