【犬狼物語 其の三百七十~七十一】 東京都台東区/墨田区 浅草寺境内社の三峯神社&天祖神社内の三峯神社
浅草寺は、今や、外国人観光客の方が多いのではないかと思うくらい外国人がたくさん参拝しています。だから、ついでに先日マレーシア・ペナンで使いきれなかった外貨も、両替所で日本円に戻そうと思って持って行きました。多少レートは悪かったようですが、簡単にマレーシア・リンギットも両替できました。
カメラを提げているからでしょうか、外国人のグループからは、スマホを渡され、写真を撮ってほしいと頼まれます。職業柄、しっかり撮ろうとしてしまいますが、「Good photo !」などと言われるとやっぱりうれしくなります。
浅草寺の境内社に三峯神社があります。火災が多かった江戸で、三峯信仰が盛んになり、各地で講が組織されたり、三峯神社が建てられたりしました。
なので、火防の守り神として三峯神社は本堂を向いているそうです。火を消す水の水源地が三峯など秩父の山であったことも江戸の人たちが三峯を信仰した理由のひとつだったようです。残念ながら、ここにお犬さま(狼)像はありません。
浅草寺から歩き、隅田川を渡って、業平2丁目に鎮座する天祖神社を目指しました。
左手にそびえるスカイツリーが、あいにくの天気で、先っぽがじゃっかん霞んでいたようです。
天祖神社は思ったほど大きな神社ではありませんでしたが、スカイツリーが背景に見えるというのは、やはり写真的にはいいロケーションです。晴れていたら、もっといいかなと思うので、また、あらためて撮影し直したいと思います。
社殿に向かって左側には、富士塚のような溶岩の上に三峯神社が鎮座します。
「押上講」が組織され、この三峯神社が勧請されました。でも、おしなり商店街振興組合のHPによると、
「「押上講」は途絶えてしまっており、境内にある溶岩を使った社殿に往時の面影を残すばかりとなってしまいました。」
とあります。
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