【犬狼物語 其の三百七十二~七十三】埼玉県草加市 高砂・三峰神社&青柳・三峰神社
埼玉県草加市の高砂・三峰神社は、東武伊勢崎線・草加駅の東側約300mのところに鎮座します。
草加宿七福神の寿老神が祀られているとの情報がありました。草加宿七福神巡りのコースになっているらしいのですが、それらしいものが見当たりません。新春だけのようです。
狭い境内には、保存林(イチョウ?)が立ち、社の中には、三峯神社のお札が納められています。確かめてないですが、「草加三峯講」があるようです。
もう一か所は、青柳に鎮座する三峰神社です。地名「青柳」なので、俺が行かなくてどうする、という三峰神社です。
葛西用水沿いにある民家の脇に、社だけの小さな神社でした。ここもちゃんとgoogle地図には載っています。
社の中には、三峯神社のお札と「御眷属守護」の箱も。オイヌゲエも行っているらしい。ここも確かめてないですが、講が存続しているのかもしれません。
「草加の歴史」によると、葛西用水は、万治3年(1660)に開削されました。また、草加では火事が何度か起きています。
天明4年(1784) 草加宿5丁目から出火.。2丁目八幡神社際まで焼け野原となる
文化5年(1808) 草加宿3丁目から出火、南は2丁目八幡神社まで、北は5丁目東福寺門前まで類焼、大火となる
明治3年(1870) 草加宿6丁目から出火、約450戸が焼失
これらの火事と、三峯神社が関係するのかどうか。街の中なので、上尾市農村部のような作神信仰としてではなく、火伏の神としての信仰だったとは思います。
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