【犬狼物語 其の三百七十八】 千葉県印西市 鳥見神社内の三峯神社
「千葉ニュータウン中央」駅の北東、3kmほどのところに鎮座する鳥見神社。
鳥見神社の解説看板によると、「いなざきの獅子舞」が毎年秋分の日の秋祭りに奉納されているそうですが、これは印西市指定無形民俗文化財になっています。
「いなざき」とは「稲先」のことで、稲の収穫を前にして豊作を感謝する意味があるという。また、舞の各所で演じられる道化の所作には、稲の豊作にからめて、子孫繁栄を祈る気持ちが込められているとのこと。
鳥見神社には、他に琴平神社・三嶋神社・足尾神社などの境内社や出羽三山塔などの石碑がたくさん並んでいます。
天満神社の奥に三峯神社の石祠がありました。三峰神社のお札が祀られています。
その両側にあばら骨の表現がしっかりされている1対のお犬さま像(狼像)が護っています。
木々の間から見える苔むしたお犬さま像。風雨にさらされることで自然になじみ、まるで本物のお犬さまがそこにいるような存在感です。たしかに、この杜の守り神です。
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