「恋人たちの等間隔の法則」
夕方、騒がしいなぁと思ったら、電線に多数の鳥。ムクドリでしょうか?
ここに越してきて初めてのことです。20分ほどして、鳥たちはどこかへ去りました。
鳥も、電線に止まるときは等間隔になるんですね。
日本や中国やベトナムやイランの公園へいったとき、恋人たちが等間隔で並んでいたのを思い出します。混雑したときだけなんですが、面白いくらい等間隔に並ぶんです。
これを俺は「恋人たちの等間隔の法則」と名付けています。この法則は、国籍や民族に関係なく同じだし、鳥も同じだったんですね。
と、いうことは、もしかしたら、植物も含めたすべての生物は同じ法則で並ぶのかもしれません。
これは心理学的なテーマでもあるかもしれません。なぜこうなるのか、研究したら面白いのではないでしょうか。(すでに研究済でしょうか)
一応、俺の推理を言っておきます。あとでそこに来た人(鳥)が、すでにいる人(鳥)の、ほぼ中間に入るからこうなるんでしょう。じゃぁどうして中間に入ってしまうのか?
例えば、電車で座っているときも、詰めて座っているときは身動きできないですが、お客が下りて、席に少し余裕が出てきたとき、俺も、左右の人の中間に移動したりします。
もっとも最近の電車の横座りの席は、お尻の形に窪んでいて、位置がひとりひとり強制的に決められているものもありますが、それでも俺は、お尻に突起が当たっても、中間に座るときがありますね。
どうしてでしょうか? 両側の人に遠慮しているから? あるいは、「一番遠い位置」に移動して 「俺はあなたの敵ではないですよ」というアピールかもしれません。ただ「一番遠い位置」とは言っても、左右に人がいるから、結果、左右の人の中間の位置になってしまうということです。
人にはテリトリー意識があって、それ以上近づくと攻撃するほど不快に感じる限界点があるので、なるべく「一番遠い位置」にいると快適になる。でも、離れすぎると、それはそれで寂しい。なので、そのバランスを取る位置かもしれません。
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