【犬狼物語 其の四百六】埼玉県さいたま市岩槻区 久伊豆神社
岩槻区の久伊豆神社には「叶い戌(子育て戌)」の像があります。再再訪しました。
『犬像をたずね歩く』でも紹介していますが、これは犬の安産・多産にあやかる子安信仰の母子犬像です。
像をなでると子宝・安産に恵まれるということですが、「叶い戌」は秋田犬のメスだそうです。具体的ですね。
戌の周りには、子、丑、寅・ ・ ・といった干支の刻印が右回りに配されていて、自分自身あるいは赤ちゃんの干支をなでるのが良いようです。
また今は、七五三のシーズンで、「碁盤の儀」の碁盤が置いてありました。
これは解説看板によると、碁盤の上に乗り、南の方向へ「エイ」のかけ声とともに飛び降りるもので、皇室に古くから伝わる七五三儀式「着袴の儀」「深曽木の儀」が元になっているそうです。
「碁盤(世界)の上にしっかりと立ち、地面に向かって飛び降りると碁盤の目のように節目正しく美しく、また立派な勝負運の強い子どもに育つといわれています。」とありました。
| 固定リンク
コメント