まなびジャパンの連載「狼信仰」東北地方の山の神信仰とオイノ祭り
まなびジャパン:Manabi JAPANの連載「狼信仰」第9回は、東北地方の山の神信仰とオイノ祭りです。
記事はこちらでお読みください。
https://manabi-japan.jp/culture/20191031_16294/
ところで、先日のトークイベント「オオカミは大神」には、Manabi JAPAN関係者も来ていただきましたが、そのとき質問されて、どうして連載の「狼信仰」は人気記事なのか?というものがありました。
連載は好評で、常に読まれている記事の上位にあるそうです。これ自体嬉しい話なんですが、どうしてそんなに人気なのかは、俺も分析していないので、「わかりませんねぇ」と答えただけです。連載を始めたときは、それほど期待されているようにも正直感じてなかったし、俺自身も、ただ俺が興味のあることを書かせてもらえる場所を提供してくれて、ありがたい、といった程度のことでした。でも、ふたを開けたら、「狼信仰」に興味のある人がいっぱいいたというわけです。
確かに、SNSなどの投稿を見ていても、たとえば、インスタグラムの狛犬ランキングでも、第一位は秩父の三峯神社、三つ鳥居前のお犬さま(狼)像だし、狼がある種、何かのシンボルになっているのは間違いありません。
それをこの前のイベントでは、8つほどの「テーマ」として提案したものですが、このどれか、というよりは、複合したものなのでしょう。一番大きいのは、やっぱり「パワースポット」にある狛犬(狼像)ということは関係しているんだろうなぁと思います。また像自体、筋肉ムキムキのパワーを感じる造形なので、アートとしての強さもあるのかもしれません。「神秘」「強さ」「畏怖」などがキーワードでしょうか。
もう少し、この分析を進めていけば、お犬さま(狼)像にみんな何を求めているのかがわかってくるのかなと思います。そして原稿も書きやすくなると期待しています。
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