【犬狼物語 其の四百十六】東京都北区 王子神社の狐像? 狼像?
東京都北区の王子神社を参拝しました。東京十社の一社に数えられている神社だそうです。
境内社として御嶽神社が祀られているというネット情報があったからですが、どうも御嶽神社はないようです。社務所でも伺いましたが、「ありませんねぇ」とのこと。
その代わりというか、神輿殿の裏側に昔からあったという大きな岩の上に置かれていたのが、狐か狼かといったイヌ科動物の石像です。これも社務所で尋ねたら、誰かが置いて行った(勝手に奉納された)石像らしく、この岩とは直接の関係はありませんでした。残念ながら由来がわかりません。顔つきはキリリと締まって狼ふうですが、尻尾の太さから狐かもしれないし。
ところで、狼像探しには、たまに副産物があります。確たる由来・物語を持った狼像を見つけることはかないませんでしたが、この境内の関神社には珍しい「毛塚」があって、すぐにピンときました。そしたらやっぱり、理容・美容業・かつら屋などが髪の供養と感謝を込めて昭和36年に建てたもので、今は、髪に悩む人たち(もちろん俺のような人でしょうね)も参拝するようです。多髪(おおかみ)のご利益を見つけたのも、オオカミのお導きかもしれません。
| 固定リンク
コメント