【犬狼物語 其の四百十五】東京都北区 七社神社の三峯神社
東京都北区にある七社神社の三峯神社を探しに行きました。七社神社は、渋沢栄一旧居・曖依村荘跡の「飛鳥山公園」の隣にあります。
拝殿前に茅の輪(茅草で作られた大きな輪)が設置されていました。年末・正月用でしょうか、大祓のとき、これをくぐることで、疫病や穢れが祓われるといわれています。七社神社の茅の輪の設置期間は、
6月1日~7月7日
12月1日~1月7日
となっています。
さて、目的の三峯神社はというと、紅葉が根元を取り囲んで、まるで燃えているような願掛け公孫樹(イチョウ)の奥に、菅原神社と合祀された祠が建っていました。石灯篭もあって立派な祠です。ここに狼像(お犬さま像)があったらなぁと思うのですが、そう理想通りにはいきません。でも、狼信仰の痕跡をみただけで満足です。
三峯・菅原神社の前には「歯固め石 納め所」があって、先日もブログで書いた歯固め石が置いてあります。
また大通り(本郷通り)に出たところ、大鳥居前に一里塚がありますが、この位置は昔から変わっていないそうです。 日本橋からは2里目です。七社神社は、旅人の守り神でもあったようです。
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