【夢日記】芝居小屋での「密」
久しぶりで夢を見ました。いや、久しぶりで夢を覚えていました。たくさん見ているのはわかるんですが、起きてしまうと忘れることが多いです。それだけ印象的な夢が少なかったということでもあるでしょう。パンデミックというあまりにも現実がドラマチックなので、夢がかすんでしまうのかもしれません。
だからこれは貴重な夢です。
------------------------【夢】--------------------------
芝居小屋で写真を撮ることになっていた。楽屋のようなところで待っていると、出演する役者たちが10人ほど入ってきて、雑魚寝で休憩を始めた。時代劇ふうな格好をしている。
これは完全に「密」ではないかと思った。しかも全員マスクをしていなかったので、コロナが心配になった。
でも、そこで俺も横になって待つしかないらしい。
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夢の分析は、現実の出来事として考える、客体水準の解釈と、夢見た人の心の中の内的出来事として考える主体水準の解釈があります。
でも、これは明らかに、現実を反映しています。最後に抱いた「不安」がこの夢のテーマであることは間違いなさそうです。
「密」への不安というよりも、このコロナ禍全体に対しての不安なのだと思います。それは「俺も横になって待つしかないらしい」というところに現れています。単なる「密」であるなら、それを避ければいいだけの話。なのに、そこからは逃れられないことに対しての不安が感じられます。
そして不安と同時に、逃れられない諦めもあるかもしれません。「待つしかないらしい」 どっちにしろコロナ禍からは逃れられないなら、そこで生き抜くしかありません。
時代劇ふうな格好をしていたのは、直前に観た映画『引っ越し大名!』の影響だと思われます。
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