【犬狼物語 其の五百四】山梨県北杜市 柳原神社のユニークな狼(?)像
山梨県北杜市の国道141号線に面する柳原神社を参拝しました。
このあたりは「ホタルの里」でもあるようで、6月になると源氏ホタルの光の乱舞が見られるそうです。平成元年には、環境庁の「ふるさといきものの里」に認定されています。
問題の狛犬ですが、かなりユニークな姿です。いわゆる中国由来の狛犬とも違っているし、今まで見てきた狼像とも違います。鬣の先端は渦を巻いてお尻の方まで左右に続いています。
これとよく似た像が韮崎市穂坂町・山神社にもあるそうで、同じ石工の作なのでしょうか。こちらは、文化十年(1813)の建立とわかっているようです。「山神社」であれば、狼の可能性が高いという説に従って、俺もこれを「狼像」と呼ぶことにしたいと思います。
じゃっかん腰を浮かせているようでもあり、ヴィーノと暮らしている俺からすると、この態勢をみたら、すぐビニール袋を準備しますね。
あ・うん像とも、台座には「寅」「歳」「女(?)」の文字が見えました。奉納したのが寅歳の女性ということでしょうか。
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