【犬狼物語 其の五百十~五百十一】埼玉県日高市 原宿三峯・御嶽神社と下鹿山御嶽神社
埼玉県日高市の原宿三峯・御嶽神社と下鹿山御嶽神社を参拝しました。
原宿の方は、敷地が、もともと原宿尋常小学校跡だったらしく、いくつかの建物があります。
聖観世音菩薩のお堂の前では、ゲートボールを楽しむ人たちがいました。その隣には、稲荷神社、そしてその隣が、5社合祀殿で、その中に、三峯神社と御嶽神社が祀られています。お札もあります。隣り合ってお札が祀られているところを初めて見ました。
ちょうど歩いてきた近所の女性に話を聞くことができました。毎年4月18日には祭りがあって、すべてのお宮を御開帳するそうです。その時、三峯と御嶽のお札も取り替えます。だからお札をいただいてくるのは、その前で、区(自治会)長さんを中心に、何人かで神社へ参拝し、各家のお札と区宛のお札をいただいてくるそうです。
代参のようにも見えますが、今、これらの神社は、講というのではなくて、区として管理しているとのこと。
祭りの前日は、農家から藁をもらってきて水で濡らし、注連縄を作、張り直します。職人さんなどはボランティアで、お宮の修繕などをやるそうです。地域の神社として、今でもみんなでしっかりと守っているというのはすばらしいですね。
もう一カ所、下鹿山御嶽神社は、住宅地の奥にあり、この時期は草が生い茂り、一見雑木林のように見えますが、鳥居があったので、かろうじて神社であることが分かりました。いくつかの碑や祠が祀られています。
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