【犬狼物語 其の五百二十三~五百二十四】2020年秋、犬連れ車中泊の撮影旅(03) 静岡県松崎町 山神社と三峯神社
松崎町の道の駅、花の三聖苑伊豆松崎の裏手、那賀川のほとりに山神社が鎮座します。ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地にもなっているらしい。
「山神社由緒」によると、
「創立不詳、寛永十七年(1640)に、大沢の奥山より遷すとあります。主祭神は、大山祇命(山の神)で大昔から自然の恵み(大地、水、採集、狩猟、耕作等)の象徴として村人が畏敬と感謝の念を込め、奉ったものと思われます。(略)本殿は、大正九年(1920)郷土の偉人依田佐二平を含め大沢村民総力を挙げて造営されたものです。平成三十一年四月 大沢区」
本殿の横、那賀川に面して、古そうな石碑や石祠が並んでいます。
今度は松崎町中心の南東側、岩科川沿いに進んでいくと、集落の中に八幡宮が鎮座します。その境内に三峯神社がありました。八幡宮本殿の横、階段を上ったところに社が鎮座します。
たまたま地元の人に話しを伺うことができました。この八幡宮は、もともとは川の対岸にあったそうで、洪水発生のあと、こちらに遷座したとのこと。だから三峯神社もそうなのではないかということでした。
三峯神社については、今は、三峯講はなくなったそうですが、毎年、3月15日には盗難除け、11月15日は火災除けの願掛けのために、信者の方が訪れるとのことです。お札などはありません。階段を上る人たちが多いので、手すりを付けたそうです。
一方の八幡宮の例祭は、10月15日です。扁額のところには現在アマビエの絵が掛けられていますが、これは氏子の人の作成。前に絵馬を作ったところ、町のHPで紹介されたそうで、願掛けに来る人がいるそうです。この絵馬も同じ人が作っているとのこと。
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