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2020/12/18

藤川馬頭観音の牛のお札

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来年の牛・丑年にちなんで、牛の話題を続けようと思います。

西郷隆盛の愛犬「ツンの像」を探しに鹿児島県薩摩川内市の藤川天神を参拝した時です。牛の姿が入った馬頭観音のお札をいただきました。

駐車場から境内に入る参道脇にツンの像はありました。上野の西郷さんの像からの思い込みで、てっきりここも西郷さんといっしょのツンを想像していたのですが、像はツン単独の像です。

どうしてここにツンの像が建てられたのかというと、ツンの元々の飼い主だった前田善兵衛の家が、ここから4kmほどのところにあるからです。いわば、ツンの生まれ故郷に、錦を飾ったというかっこうでしょうか。

平成2年(1980年)のNHK大河ドラマ『翔ぶが如く』の放映を機に、制作を彫刻家・中村晋也氏に依頼し、ツンの像が建立されたとのことです。

宮司さんは、

「上野のときには、ツンは死んでいて、雄犬をモデルにしたのですが、ここのツンの像はちゃんと薩摩犬の雌犬をモデルにしています」

といいました。上野の銅像を造ることになったときには、ツンは既に死んでいたので、別の薩摩犬の雄犬をモデルにして造られたという話は聞いていました。

こっちの方が実物に似ているということになるのでしょう。地元ではちょっとした自慢なのかもしれません。

社務所には御札やお守りがあって、中に動物が2頭刷ってあるお札があって、小さいほうがチベット犬の子犬の姿にも似ていました。

確認のために「これは犬ですか?」と聞いたら、馬頭観音の御札で、これは子牛の像なのだという。残念ながらやはり犬の姿ではありませんでした。

牛のお札をいただいたのは、ここが最初で最後です。

 

 

 

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