【犬狼物語 其の五百四十七】千葉県銚子市 清水町の三峯神社
銚子電鉄本銚子の駅から数分、海静寺の境内に三峯神社の社がありました。
初め場所がわからず、小学校の正門へ行ってしまいましたが、そこに中学生らしき男の子たちが4人いたので、裏の神社へはどこから行くの?と聞いたら、神社の場所は知らないが、何かいろいろある場所は、坂を下った途中の石段を上がると教えてくれました。
それで道を引き返し、その石段の登り口に差しかかったとき、先ほどの男の子たちが自転車でやってきて、「これです」とわざわざ俺に教えるために来てくれました。「たぶんこの上だと思う」というと、安心したようで、また駅の方へ戻っていきました。こんな気遣いがふとうれしく感じてしまいます。
でも、寺の裏から上ったようで、小学校の手前の駄菓子屋でさらに尋ねたところ、寺の裏側から境内に入ることができました。そこが海静寺でした。
社務所にいた奥さんに、三峯神社のことを聞いたら、そこを上っていくとありますよということでした。ついでに聞いたら、三峯講はすでになく、お札を祀ることもなっているという。
いわれた通り小道を上っていくと、途中に社があって、それが三峯神社でした。両側にはお犬さまが守っています。両方とも、鼻先は無くなっていますが、体の曲線は美しい像です。
像の隣に置いてあった水盆には「天保」という文字が刻まれていました。お犬さまの像はいつのものなのでしょうか。
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