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2021/07/31

【犬狼物語 其の五百六十二】 千葉県柏市 大洞院の犬猫地蔵

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千葉県柏市の大洞院を訪ねました。

六地蔵塔を右に見て、山門をくぐると正面に本堂です。その左手に「いぬねこぢぞう(犬猫地蔵)」がありました。看板にはこのようにあります。

 

いぬねこぢぞう

版画家 大野隆司 原作

石像仏師 濱松勇 彫刻

2003年9月15日完成

 

「いぬねこぢぞう
平成15年(2003)に版画家の大野隆司氏がデザインして、石像仏師の濱松勇氏が真鶴産本小松石に彫刻した石像です。あえて磨きはかけず、年月を重ねると本小松石の趣が引き出される仕上がりになっています。台座は長野の鉄平石を使用しています。光背には「いっしょにくらしていっしょに笑ったネ」「ずっとずっとわすれないよ」と彫られています。」 (http://www.daitoin.net/keidaiannai/keidaiannai.htmlより)

書道や絵画の教室や、境内にはギャラリーが併設されるなど、ちょっと変わった寺だと感じました。そしたら次のようなHPがあって、なるほどなぁと納得したのでした。

「前のご住職の『21世紀のお寺とは、地域に開かれているお寺、気楽に入って来れるお寺であるべき』という考えを継いで、大洞院にはギャラリーも併設されています。」(https://mrs.living.jp/kashiwa/event_leisure/reporter/1324745より)

 

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2021/07/28

今日から、二十四節気「大暑(たいしょ)」、七十二候「土潤溽暑 (つちうるおうてむしあつし)」

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今日から、二十四節気「大暑」で、次候「土潤溽暑」です。

見るからに暑い時期。今日はとくに朝から蒸し暑く感じます。台風のせいでしょうか。

オリンピックも熱いシーンがたくさん。こちらの「熱さ」は大歓迎。

オリンピック反対など、いろんな意見はありますが、とにかくいっしょうけんめいやっている姿は美しく、感動を与えてもらっています。宿敵、中国を破っての初金メダルとなった卓球など。

そして、スケートボードやサーフィンなど、日ごろは見ることのないスポーツも、知ると面白くなってきます。「やべ~」は、良いのか悪いのかさえ分からない初心者ですが。

昨日銀メダルを獲得したサーフィンの五十嵐カノア選手が、渚に跪き、海の神様に感謝している姿は、何か神事を見ているような厳粛さを感じました。

ちなみに写真はオリンピック・サーフィン会場、釣ヶ崎海岸の北側、九十九里浜です。 

 

 

 

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2021/07/27

金メダルの水谷・伊藤選手を磐田市のしっぺいも応援

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卓球男女混合ダブルスで、金メダルを獲得した水谷隼選手と伊藤美誠選手は、磐田市にある同じクラブ出身です。だから、昨日、磐田市の試合のパブリックビューの会場のニュースでは、「しっぺい」も応援していました。

 

「しっぺい」は、静岡県磐田市のイメージキャラクター。彼(?)は犬(もしかしたら狼犬)で、もともとの名前は怪物退治の伝説で有名な「悉平太郎(しっぺいたろう)」といいます。

 

しっぺい太郎は、信州赤穂村(今の駒ケ根市)光前寺に飼われていた名犬で、若い娘を人身御供に要求する怪物(一説にはヒヒ・大猿)を退治したと伝えられています。

 

しっぺいは、市のいたるところで目にすることができます。駅前には大きな像が立っているし、商店街の旗や、市のバスの車体にも描かれています。駅前の観光案内所や、ららぽーとでもいろんなグッズが販売されています。

 

 

 

 

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2021/07/22

今日から、二十四節気「大暑(たいしょ)」、七十二候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」

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今日から、二十四節気「大暑」、初候「桐始結花」です。

「大暑」って、見るからに暑そうな字面です。実際暑いです。これがまだしばらく続くのかと思うとうんざりします。

また「桐始結花」は、「桐の実が生り始める」などといった意味です。

ところで、桐と聞くと、桐箪笥など高級家具をすぐ想像してしまいますが、実際桐は湿気を通さない、割れや狂いも少ないなど、優れた性質を持つ高級材だそうです。

日本では、箪笥、箏、神楽面、下駄の材料にになっています。

他に、500円硬貨の裏や、パスポートにも桐のデザインが使われています。

 

 

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2021/07/14

青柳健二写真展「オオカミは大神」

 

写真展「オオカミは大神」の告知PVをアップしました。

 

 

 

 

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2021/07/12

『オオカミは大神』重版決定

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『オオカミは大神』の重版が決まりました。

もちろん「弐」じゃなくて、最初に出た本の方「壱」です(「弐」ができるとは思ってなかったので、「壱」とは表記していませんが、実質「壱」になりました)。カバー写真が、埼玉県皆野町蓑山神社のお犬さまのやつです。

このようなテーマでは「発売、即重版」などはありえない話だし(夢でもありますが)、2年かけて重版になったのは、少しづつでも確実に売れ続けている証拠でもあるので、良かったと思います。これも皆さんのおかげです。

今は、写真展の準備と、次回作に向けて構想を練っている最中ですが、「参」はやっぱり「東北の狼像・狼信仰」か「西日本の狼像・狼信仰」になるんだろうなぁという気がしています。

本当は、狼のイメージを使ってもっと心理学的な方向へ行きたい気もしますが、たぶん、そんな方向では興味を持たれなくなってしまうのではと思っています。

結局、俺の役目というか、立ち位置は、それを知らなかった人に興味を持ってもらう媒介者(メディア)なのです。入り口を作る役目ですね。「メコン」や「棚田」もそうでした。

それもこれも、まずはコロナ禍が少し収まってくれて、後ろめたさなく旅行ができる状態にならないと、インタビューを依頼するにも気が引けます。狼信仰関連の祭りものきなみ中止になっているし。

 

 

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2021/07/07

今日から、二十四節気「小暑(しょうしょ)」、七十二候「温風至(あつかぜいたる)」です

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今日からは二十四節気「小暑」、初候「温風至」です。

「暖い風が吹いて来る」などといった意味です。関東地方は曇りか雨でも気温は高めなので、熱中症には気をつけなければならない蒸し暑い天気になりそうです。

写真は京都府・上世屋の棚田です。

そして今日は七夕ですが、これは新暦での話。

旧暦の七夕(七月七日)は、今年は8月14日、まだ1か月先です。

 

 

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2021/07/02

今日からは、二十四節気「夏至」、七十二候「半夏生(はんげしょうず)」

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今日7月2日から、二十四節気「夏至」の末候「半夏生(はんげしょうず)」です。

棚田の写真は、岐阜県恵那市の坂折の棚田です。緑がみずみずしい季節です。

ところで、略本暦(日本)での意味は、「サトイモ科である半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃」だそうです。ということは、このドクダミ科である「半夏生(カタシログサ)」のことではないのでしょうか?

むしろ「半夏生(カタシログサ)」は、半夏生のころに咲くから「半夏生」と呼ばれるようになったというふうに解釈できそうですが、この解釈でいいのでしょうか。もし知っている方がいたら教えてください。

葉の裏側は緑色していて、白いのは上だけ。だから「半化粧」と呼ばれるという説もあります。

白く変色するのは虫をおびき寄せるためのもの。たいていの植物は、もちろん人間に癒しを与えたり生活に潤いを与えるためではなく、虫を呼び寄せるために様々な色を使った生き残り作戦ですが、その中には、人間には見えない紫外線もあります。

 

 

 

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