【犬狼物語 其の五百七十】 東京都青梅市 愛染院安楽院/軍荼利明王堂
今日アップするのも、今まで参拝して、まだ紹介していないところ、愛染院安楽院/軍荼利明王堂です。
軍荼利明王を祀る古寺で、「成木の軍荼利(ぐんだり)さん」として親しまれています。
当初から扉がないという安楽院の長屋門を入り境内に。扉がないのは万人に広く門戸を開け放っているからという。
広々とした境内には「愛染院」の扁額の掲げられた八軒取の方丈型本堂が構え、鐘つき堂や大きな杉の木が見えます。
東京都教育委員会の解説看板によると、
「安楽寺は、行基が軍荼利明王を彫刻して祀ったのが始まりだそうです。境内は、本堂を中心とした一群と、やや離れた仁王門と軍荼利堂からなります。」
その少し離れた軍荼利明王堂裏にお犬さまが祀られています。
絵馬のお犬さまの姿は、武蔵御嶽神社のお犬さまにほぼ近いので、武蔵御嶽神社と関係があるようです。
このお犬さま像、4本指と、ちゃんと「狼爪」も表現されています。
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