狼像のルーツを考えるために、狛犬も見ておこうと思ったので、目黒不動尊を参拝しました。
都内で一番古い、承応3年(1654年)奉納の狛犬です。「男坂」の石段を上ったところにあります。
保存状態も良く、これが367年前の石像だとは信じられないほどです。
顔も威厳があって邪気を払うすばらしい作品だと思いますが、お尻の丸みや、尾のデザインがまた面白い。
狼像とは直接関係はないかもしれませんが、ただ初めて狼像を造った石工も、この存在は知っていたと思うし、実際見ていたかもしれません。
それと先日紹介した、文京区・吹上稲荷神社にある全国で一番古い神使い狐像のことも知っていたのではないでしょうか。
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