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2022/02/15

島根県松江市 八重垣神社

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松江市郊外に鎮座する八重垣神社は、 ヤマタノオロチ退治の後、素盞嗚尊と稲田姫はこの地で結ばれたという伝承があり、出雲の縁結びの神社として、夫婦円満や良縁結びにご利益があると言われています。

 境内奥地に進むと神秘的な雰囲気の「佐久佐女の森」があり、稲田姫をお祀りする「天鏡神社」が鎮座し、稲田姫が日々の飲み水とした「鏡の池」あります。また姿を写す鏡としていたことから「姿見の池」ともいわれます。

池では、占い用紙を浮かべ、硬貨(10円または100円)をそっと乗せて、早く沈めば(十五分以内)縁が早く、遅く沈む(30分以上)と縁が遅く、近くで沈むと身近な人、遠くで沈むと遠方の人とご縁があるという占いをすることができます。だから早く沈ませるためには、10円よりも重い100円、いやもっと重い500円がいいかも(笑)。

占いをやっているのは若い女性が多かったですが、中には、中年の男性も。たぶん、あなたの占い用紙は永遠に沈まないかもと、他人事ながら心配になりました。

そのほか、神門の傍に建つ狛犬はいかにも古そうです。社務所で伺っても、「古い」というだけで、いつ頃のものかはわからないとのこと。耳が垂れて、まるでビーグル犬のように見えたので、気になる狛犬でした。山陰には多いそうですが。

境内社としては、天照大神、倉稲魂命、埴安姫命、少彦名命、大己貴命の五柱の神様をお祀りしている祠や、「山の神さん」と親しまれる山神神社もあります。昔から安産・子宝、下半身の病に霊験あらたかとして地元はもちろん、遠方より参拝する人も多く、手作りの男根を供える風習は現在でも続いているそうです。

実際、お宮前と床下には、長さ1.5mもの立派なものが立っていました。山の神には男根という組み合わせは東日本と同じようです。 

 

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