【犬狼物語 其の六百二十三】岡山県備前市 備前焼の里
1000年以上の歴史を誇る備前焼の里を訪ねました。伊部地区には多くの工房・ギャラリーが建ち並んでいます。
天津神社は、さすが備前焼の里、狛犬や十二支など、備前焼動物像の宝庫です。
「子宝いぬ」の備前焼像もありました。子宝犬、子育て犬など、子安信仰にまつわる犬像は全国各地にあって、正確には数えていませんが、今まで20カ所くらいは周ったのではないかと思います。
神門脇には、見落としてしまいそうな、小さな犬像もいました。どことなく、明恵上人が愛した子犬像(オリジナルは京都・高山寺に)と似た雰囲気です。
また神社の近くには天保3年ごろに築かれた「天保窯」があります。
昭和15年ごろまで焼き続けられたそうです。昔の姿をとどめている備前焼の古窯はここだけです。
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