2022/12/27
2022/12/26
2022/12/25
再びの宮島(今度はヴィーノ連れ)
先日、宮島に渡ったときはヴィーノを車に待たせて、俺たちだけで行きました。
というのも、厳島神社社殿内には入れないことがわかっていたからです。
でも、雪が降り、山陰を通って帰るのはあきらめ、瀬戸内側を戻ることにしたら、ちょうど宮島あたりは奇跡的に晴れることが分かったので、今度はヴィーノを連れて行くことに。フェリーには犬は無料で乗ることができます。
ただ、キャビン内に入ることはできないので、デッキにいる必要があります。この寒空で大丈夫かなと思ったのですが、行きは、西から東への移動なので、西風の冷たさは感じませんでした。
ところが、上陸してすぐ、突然空が曇って、強烈な雨と風(嵐)に見舞われて、びしょぬれになってしまいました。意外と、西風を避ける場所がなかったためです。
それも10分もすると、嘘のように再び晴れました。強風は変わりませんが、陽が出ると、少しは暖かさも感じるし、過ごしやすい。その中でヴィーノの写真です。
外国人が、鳥居を背景に、変なポーズを取って写真を撮っているのを不思議そうに眺めるヴィーノがまた面白い。
ヴィーノの写真が目的だったので、1時間ほどで本州側に戻りましたが、帰りのフェリーはもろに西風の影響を受け、寒いのなんの。ヴィーノよりも俺の方が寒がっているような状態でした。
2022/12/24
【犬狼物語 其の六百三十三~六百三十五】 九州の狼像と狼信仰
九州には狼像は多くありません。と、書くと、狼信仰がなかったと誤解されてしまうかもしれませんが、どうもそうではない感じがしています。
福岡県のある集落を訪ねた時、このあたりの神社には、かつて山犬(=狼)像があったらしいですが、ことごとく盗まれて無くなってしまったというんですね。直接、それとは関係ありませんが、「写真を使うのはいいけど、場所は書かないでほしい」との約束をした狼像も中にはあるので、一応、ここでは場所は伏せておきます。とは言え、検索すれば、ネットにあがっています。(九州の狼像は、ある蒐集家の元にあって、それが書籍に載っているケースもあります)
今は、狼信仰と言えば、東日本に濃厚ですが、かつて(どのくらい昔に遡るかはわかりませんが)は違っていたのではないかと。
あくまでも、今のところの素人の直感です。
2022/12/23
2022/12/22
冬至です
今日は冬至です。
北半球では一年のうちで昼が最も短く、夜が最も長くなる日が冬至です。
冬至を祝うところは多く、実はクリスマスも冬至祭が起源なのだそうです。新暦(グレゴリオ暦)の1年の元旦と、クリスマスが、冬至の日に近いことも偶然ではないそうです。実際、冬至を1年の始まりにした暦がありました。
だからクリスマスの起源を探っていくと、キリスト教以前の、もっとむかしから続いていた信仰や伝統があるわけで、キリスト教徒ではない日本人がクリスマスを祝っても不自然ではないという理屈になるのでしょう。
ただ名前が違っているだけ。だから「クリスマス」じゃなく「冬至祭」でもいいと思います。アメリカでは多宗教の事情から「メリークリスマス」とは言わず「ハッピーホリディ」と言うようになっているらしいし。
それとキリスト教以前、冬至祭(クリスマスのルーツ)は、「死と再生」の儀式であったかもしれません。異界の国から異界の者が「煙突」を通ってやってきて、贈り物を届ける話なのです。
ここで「煙突」がキーワードでしょう。狭くて暗い、すなわちこれは異界との通り道。「煙突」は比較的新しいイメージなので、昔は「洞窟」や「穴」だったかもしれないし、異界の者は神と解釈できるかもしれません。
古い年が死んで、新しい年がやってくる。その新しい年が贈り物なのではないでしょうか。
聖人ニクラウスがモデルになったサンタクロースはその後に作り上げられた話なのではないかなと。
勝手に解釈してみました。本当かどうかわからないですよ。
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