冬至です
今日は冬至です。
北半球では一年のうちで昼が最も短く、夜が最も長くなる日が冬至です。
冬至を祝うところは多く、実はクリスマスも冬至祭が起源なのだそうです。新暦(グレゴリオ暦)の1年の元旦と、クリスマスが、冬至の日に近いことも偶然ではないそうです。実際、冬至を1年の始まりにした暦がありました。
だからクリスマスの起源を探っていくと、キリスト教以前の、もっとむかしから続いていた信仰や伝統があるわけで、キリスト教徒ではない日本人がクリスマスを祝っても不自然ではないという理屈になるのでしょう。
ただ名前が違っているだけ。だから「クリスマス」じゃなく「冬至祭」でもいいと思います。アメリカでは多宗教の事情から「メリークリスマス」とは言わず「ハッピーホリディ」と言うようになっているらしいし。
それとキリスト教以前、冬至祭(クリスマスのルーツ)は、「死と再生」の儀式であったかもしれません。異界の国から異界の者が「煙突」を通ってやってきて、贈り物を届ける話なのです。
ここで「煙突」がキーワードでしょう。狭くて暗い、すなわちこれは異界との通り道。「煙突」は比較的新しいイメージなので、昔は「洞窟」や「穴」だったかもしれないし、異界の者は神と解釈できるかもしれません。
古い年が死んで、新しい年がやってくる。その新しい年が贈り物なのではないでしょうか。
聖人ニクラウスがモデルになったサンタクロースはその後に作り上げられた話なのではないかなと。
勝手に解釈してみました。本当かどうかわからないですよ。
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