【犬狼物語 其の六百三十三~六百三十五】 九州の狼像と狼信仰
九州には狼像は多くありません。と、書くと、狼信仰がなかったと誤解されてしまうかもしれませんが、どうもそうではない感じがしています。
福岡県のある集落を訪ねた時、このあたりの神社には、かつて山犬(=狼)像があったらしいですが、ことごとく盗まれて無くなってしまったというんですね。直接、それとは関係ありませんが、「写真を使うのはいいけど、場所は書かないでほしい」との約束をした狼像も中にはあるので、一応、ここでは場所は伏せておきます。とは言え、検索すれば、ネットにあがっています。(九州の狼像は、ある蒐集家の元にあって、それが書籍に載っているケースもあります)
今は、狼信仰と言えば、東日本に濃厚ですが、かつて(どのくらい昔に遡るかはわかりませんが)は違っていたのではないかと。
あくまでも、今のところの素人の直感です。
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