【犬狼物語 其の六百四十三】山口県防府市 三宝荒神宮
山口県防府市の三宝荒神宮は、ペットの守護神といわれる宮で、3体の犬像が奉納されています。
どうしてここがペットの守護神と言われるのでしょうか。神社の由来の解説には、
「寛永十七年(一六四〇)此の地方に犬牛馬に病が流行し多く死す村人うれいて仕事も手につかず老人は気を患う早速社を建立し祈願したるところ悉く治り平安となる 平成二年が三百五十年に当たりここに社を再建する 精神安定の神火難及び家畜の守護神として人々の崇敬をうける 講中」
と、あります。今、鳥インフルエンザが流行り、多くの鶏が殺処分されています。昔であれば、こういった状況では、社や祠を建てて、収まるように祈願するしかなかったんだろうなと思います。
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