【犬狼物語 其の六百五十二】岡山県備前市 木野山神社(久保)
その日、午後3時ころようやく岡山県備前市佐山に鎮座する木野山神社(久保)を探しました。
夜になってもいいかなとか気楽に考えていましたが、とんでもなかったですね。集落の裏山の中にあり、暗くなってから探すのは無理だったでしょう。
村人に聞いたら、駐車場はあるというので、そのまま上っていくと、2台3台くらい停められるスペースがかろうじてあって、そこで車は回転できました。
用水路に沿って進み、落ち葉や枯れ枝に覆われた参道らしき道をいくと神社にたどり着きました。
傾きかけた階段を数段上ると拝殿がありましたが、けっこう荒れていて、それを通って奥まで行くと祠があります。右側に狼像が立っていました。口を開けた狼像です。
狼像はそれだけではありませんでした。よく見ると、その後ろ側には、小さな狼像の胴体と、頭がはっきりと残っています。先代の狼像なのかもしれません。
それと、祠の後ろ側には、今右に立っている狼像の対の一体なのか、壊れた狼像らしきものが散乱していました。
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