精神分析とユング心理学 '23
放送大学、「精神分析とユング心理学 '23」の教科書が届きました。
大場登先生と森さち子先生の「精神分析とユング心理学 '11」を受講しているので、およそ10年ぶりの新しい講義内容です。
目次のラインアップを見てワクワクしてきます。狼像や狼信仰を追い求めてこの数年旅していますが、「精神分析とユング心理学 」を初めとして認定心理士の取得を目指して心理学をやってきたことは、非常に参考になる部分がありました。
狼信仰というものを、心理学的な面から見てみたいという欲求はますます強くなっています。だから今回「精神分析とユング心理学 '23」が新しく開講されると知って、飛びついたわけです。
どうして人間は、狼に神性を感じるのでしょうか。キリスト教の影響や、牧畜の被害、狂犬病などから、狼が「悪」とされる場合などを除けば、狼に対しては信仰と言えるようなものを人類共通してもってきたことはどのように考えればいいんだろうかと思います。
そこで思い出すのが、
オーストラリア先住民アボリジニーには、
「犬のおかげで人間になれる」
という言葉があります。モンゴルならここは「犬」ではなく「狼」になるところでしょう。
狼が、人間を鍛え、家畜を鍛え、草原も鍛える、という『神なるオオカミ』での言葉も印象に残っています。
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