三重県熊野市 花の窟神社
花の窟神社は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれています。
この窟には伊弉冉尊が葬られていて、巨巌が伊弉冉尊の御神体とされます。人々は季節ごとに花を供えて尊を祀ったところから花の窟との名前が付けられたという。
古来社殿はなく、高さ45mの巨巌の正面に玉垣で囲われ、玉砂利を敷きつめた拝所があります。
例大祭が行われますが、そのとき、約170mの大綱を御神体から御神木にわたします。これは「御綱掛け神事」と呼ばれ、三重県無形文化財に指定されています。
圧倒される巨巌に、何か神性を感じて祀り始めたというのは自然なことだろうし、解説看板にも書いてあったように、これが古代の神社の姿なのでしょう。
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