岩槻の雛祭り
岩槻の雛祭りに行ってきました。
愛宕神社の「大ひな壇飾り」は圧巻です。上から見るのも面白いです。
街のいろんなところにいろんな人形が飾られていて、それを巡る街歩きは楽しいものです。吊るし雛とか、舌切り雀をモチーフにした人形などもありました。
そして個人的には、産育の民俗を知る貴重な資料も見ることが出来ました。
雛人形のルーツともいわれる ものが岩槻人形博物館に展示されています。
「天児(あまがつ)」、「這子(ほうこ)」は平安時代からある、形代から進歩したもので、幼児の祓いに用いられました。
T字型のかかしのような姿をした天児には、魔除けとして幼児の新しい着物を着せました。天児も這子も江戸時代のものです。
一番下の写真が、江戸時代の「次郎左衛門頭立雛」です。ここまでくると見慣れた雛人形と近い感じがします。
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