今話題のチャットGPTと脳
今話題のChatGPT。
自分のことや「オオカミ信仰」「お犬さま」などを尋ねました。
「青柳健二」は、俳優・声優で『HERO』、『相棒』にも出演しているそうです。誕生日も違うので、その日を調べても、該当する俳優どころか、日本での有名人はいません。
本当の自分にまったくかすりもしないのが少し悲しい。それだけ有名じゃない、ということの証でもあるんでしょう。ただ、俺は個人情報はあまりネットに載せないようにずっと前から注意してきました。そういうことが少し幸いしているのかもしれません。
「おいぬさま」ついて聞いてみたら、
「「おいぬさま」という言葉は、一般的には「おいしい犬」という意味ではなく、可愛らしい表現として用いられることがあります。」
だそうです。以下略します。というか、問題外な答えです。
「お犬さま」とか「オイヌサマ」と字面を変えて聞いてみても、まったく、オオカミに関係する答えは、いまのところ出ませんでした。「今のところ」と書いたのは、AIは学習していくらしいので、そのうち完璧な答えになるかもしれません。
ところで、恐竜は体を大きく(食われないように)することで生き残りをかけました。でも、大きさは限界がないかというと、そんなことはなく、物理的にも、ある程度大きくなったらそれ以上大きくなることはできません。
人間の脳がほかの動物と比べて体重の割には巨大なのは、複雑な社会生活での問題を解決するためだとする説があります。これを「社会的知性仮説」と呼びます。
哺乳類は、脳を大きくすることで生き残ってきました。究極はこのように人間の脳ですが、脳についても、恐竜の体と同じように、大きさに限界があるようです。
本など、アナログなものも昔からありましたが、コンピュータが出て来て依頼、脳の機能は急速に自分の外部ににも置かれ始めました。そしてChatGPTなどが出てくると、今が、脳の大きさの限界点かなとも思います。
これからは人間の脳は少しづつ小さく「進化」していかざるをえないのかもしれません。つくづく、ヴィーノを見て、「ヴィーノは幸せだなぁ」とか言ってきましたが、われわれ人間も、ヴィーノくらいの脳に戻っていくのかもしれません。
ChatGPTは、今のところ日本語では、抽象的なものなどは得意らしいですが、「青柳健二」「お犬さま」など、具体的情報にはまだまだ弱い部分があって使えないですね。
でもこれもだんだん学習していって、完璧なものになっていくんでしょう。そのとき、人間の存在意義はどこにあるのか。
人間が得意なのは、失敗、思い込み、嫉妬、妬み、不公平さ、差別、先入観、騙しなどでしょうか。今まで「負」とされていた人間の性質が、一番人間らしさに変わる日も近いのかもしれません。
| 固定リンク
コメント